神代駅 こうじろ JR山陽本線 山口県岩国市(Open in Google Maps) 瀬戸は日暮れて、夕波小波。西日で山の陰になったホームとは対象的に、日差しを受けた瀬戸内海は、鮮やかな青を放っていました。向かいの島と、ゆっくりと通り過ぎる船を眺めていると、列車待ちの時間もあっという間です。 訪問:2016年10月 / 更新:2020年9月26日 午後3時半。刻々と日の傾く中、神代駅に下車。海岸線に沿ったホームは高台でもないながら、ちょっとしたパノラマビューでした。神代駅の山側には急斜面と竹やぶがあり、夕方の時間帯、ホームは影に入ります。隣の駅は、同じく海の見える 大畠駅。船が近くを横切っていきました。対岸に見えるのは周防大島(屋代島)。訪れたのは10月。柿のオレンジと、海の青の対比が鮮やかでした。列車の本数は1時間に1〜3本。海を見ていると、あっという間に次の列車がやってきます。跨線橋からの眺めもなかなか。海沿いの国道188号線と山陽本線の線路の間に、家々が建ち並びます。瓦屋根の木造駅舎越しにも、海。現在は無人駅のため、改札はありません。ただ、駅舎の中に券売機はあります。ところどころにレトロなアイテムも。海の見える待合室。駅前はゆったりとしたロータリー。2016年の訪問時には写真右手に商店もありました。白壁とレトロな看板が印象的な、神代駅の駅舎。駅の正面は小さな漁港。不定期ですが、日曜朝には「神代漁協朝市」を開いており、地元で獲れた新鮮な水産物を販売しているそう。神代駅前を通る、国道188号線。隣の由宇駅方面を結ぶ コミュニティバス のバス停もあります。海岸から南の方角に目を凝らすと、西日に浮かぶ周防大橋が見えました。本州と周防大島を結ぶ橋で、大畠駅からはより間近に見えます。