鎧駅

よろい

2両編成の列車を降り、細い地下道をくぐった先は、標高およそ40mの崖の上。眼下には、底まで澄み渡るエメラルドグリーンの小さな漁港と、集落が広がりました。鎧駅はいわば、日本海の美しい漁村を一望できる展望台です。訪れたのはちょうど端午の節句の頃。地元の方が掲げた色鮮やかな鯉のぼりが、港の上で気持ちよさそうに揺れていました。