ある晴れた朝、和歌山の中心街から空っぽの列車に乗ること4分。たった一駅で終着の和歌山港駅に到着しました。ホームに降りると、眼下には和歌山港が広がります。ここは本州と四国を結ぶ「南海フェリー」の玄関口でもあり、フェリー乗り場の様子も目に入ります。多くの電車はフェリーの時間に合わせているようですが、この時たまたまフェリーはおらず、港は物静かでした。
見渡す限り、他に目立つのは工場群ばかり。列車の発車を待つ間、車掌さんも港を眺めつつ、暇を持て余していました。涼しい海風が誰もいないホームを通り抜けます。
和歌山市駅から4分。列車は1〜2時間に1本。フェリー乗り場内にレストランなどあり。無人駅(訪問時は有人駅)。