和田浦駅 わだうら JR内房線 千葉県南房総市(Open in Google Maps) ツチクジラ漁で有名な房総半島南部の和田地区。その玄関口にあたるのがここ和田浦駅です。駅は海岸から100mほどの距離にあり、ホームに出れば所々から外房の太平洋が顔を覗かせます。また、ホーム沿いの花壇は手入れがなされており、訪れた3月には、菜の花や色とりどりの花が咲き誇っていました。ちなみに、丸みを帯びた和田浦駅の駅舎は、クジラをイメージしたものだそうです。 東京駅から特急列車と普通列車を乗り継いで約2時間半。本数は1時間に1本。有人駅。 訪問:2007年3月 / 更新:2016年3月29日 クジラの形をイメージしたという和田浦駅の駅舎。山側にある駅前の通りは閑散としていました。沿岸の幹線道路である国道128号線は和田浦駅の海側にあります。駅に入るとホームの向こうに海が見えました。そして、3月のホームは満開の菜の花で埋め尽くされていました。蜜の香りで卒倒しそうです。菜の花の向こうにも海が見えます。菜の花だけでなく、和田浦駅のホームでは花壇が良く手入れされていました。花のホームに列車が静かにやってきては、静かに去って行きました。花、ときどき、海。跨線橋に上れば、ホーム全体を見渡すことができます。北の安房鴨川方面を望む。景色を遮っていた建物もなくなり、海もよく見えます。ちなみに和田浦駅は内房線の駅ですが、場所は外房にあります。そのため、見えているのは東京湾ではなく太平洋です。水平線が続きます。南の館山方面を望む。写真ではわかりにくいですが、線路の向こうにも海がうっすら見えました。