こんなに青く澄んだ太平洋、見たことがあっただろうか。そう思える景色が、本州最南端の町、和歌山県串本町の和深駅にありました。紀勢本線の小さな無人駅で、高台のホームから見下ろすのは、景勝地の「枯木灘」。黒潮が生んだ鮮やかな青を、ホームはもちろん、待合室の中、駅前、すぐそばの海岸と、様々な角度から堪能できます。
*2019/4/18追記:2020年3月末に和深駅に訪れた読者の方によると、木造駅舎が撤去され、新しいコンクリート製の駅舎に替わっているという情報を頂きました。本ページの写真は作者の訪問当時のものです。