夜明けとともに益田駅を出て、普通列車に揺られることおよそ40分。宇田郷駅のホームに降り立てば、朝焼けがわずかに残る広い空と、日本海の水平線が見えました。宇田の集落は駅から1kmほど離れており、辺りを見回しても民家はありません。刻々と色を変えていく景色を独り占めしながら、次の列車を待つことにしました。
*2019/5/6追記:2019年3月頃までに駅舎や跨線橋などが撤去されたほか、駅前に背の高い壁(簡易的なものと思われますが、今後の撤去の可能性は不明)が設けられており、眺望が訪問当時と大きく異なっています(参考)。