浦宿駅 うらしゅく JR石巻線 宮城県牡鹿郡女川町(Open in Google Maps) 女川駅 の一つ隣にある、浦宿駅。線路のすぐ隣に迫る内海・万石浦の静かな海面と、牡鹿半島のゆるやかな山並みが同時に視界に入ります。地形が幸いして、津波による甚大な被害こそ免れたものの、震災後には防潮堤が設けられました。2020年には線路のさらに海側に新しい橋が開通する予定。ホームから見える景色が、復興とともに徐々に変わりつつあります。 仙台駅から仙石東北ライン快速と普通列車で約1時間30分。本数は1〜2時間に1本。無人駅。 (本ページでは、震災前の浦宿駅の写真も合わせて掲載します) 訪問:2007年3月、2017年10月 / 更新:2018年3月17日 浦宿駅は、ホームが一つだけの小さな無人駅。女川湾から続く街の西端に位置します。(2017年10月)震災前のホームから、石巻方面を望む。すぐ隣の万石浦と、線路の間に遮るものはほとんどありませんでした。(2007年3月)しかし、震災では津波で駅が浸水。防潮堤が設けられ、2013年3月に営業を再開しました。今でもホームに立てばちゃんと海が見えます。(2017年10月)訪れた際には、海上に新たな橋を造り始めていました。駅の隣を走る県道(国道)の渋滞緩和のためで、2020年度末に使用開始の予定とのこと(参考)。(2017年10月)かつては国鉄時代からのディーゼル車(キハ40・48形)が走っていましたが…(2007年3月)より新しい車両(キハ110系)にバトンタッチしていました。(2017年10月)震災前のホームから、女川方面を望む。(2007年3月)震災後、ホームは新しく造り替えられましたが、風景そのものは極端には変わっていませんでした。(2017年10月)待合室に建て替えられた様子はありませんでした。(2017年10月)ひっそりとした佇まいながら、線路の上に架線がないため、視界はとても開放的。(2017年10月)浦宿駅の出口。以前から駅舎もなく、そのまま国道に出られます。(2017年10月)国道側から見た、浦宿駅の入口。駅の存在感はほとんどないため、オレンジ色の酒屋が目印です。(2017年10月)駅前の国道398号線。コンビニや商店も建ち並び、車も常に行き交います。(2017年10月)浦宿駅のそばには、石巻〜女川を結ぶバス(宮城交通女川線)の停留所があります。本数は1日4本程度。(2017年10月)