ぽつりと佇む、小さな白い待合室。背景には、緑の田畑と、日差しを受けてきらきらと輝く海。ホームは西を向いており、秋から冬になると、夕日が正面に沈みます。すぐそばに住む女性曰く「毎日のようにこの景色を見ているけど、夕日も、海の色も見るたびに違うの。地球も生き物だからね」。そう聞いて、再訪を心に誓いました。
宇賀本郷駅
うかほんごう
- 下関駅から普通列車でおよそ1時間で、宇賀本郷駅に到着。「瓦そば」で有名な川棚温泉の北に位置します。(2016年5月)
- 駅の前後はしばらく直線で、去っていく列車がずっと遠くまで見えました。(2016年5月)
- 訪れたのは5月上旬。ホームの片隅にはツツジが咲いていました。(2016年5月)
- 正面には青々とした田畑。午後の日差しが響灘を照らします。ちなみに、岩のように海面から飛び出ているのは、壁島という無人島。そして、手前にはなぜかゲートボール場。(2016年5月)
- ちなみに、午前中は順光になるため、海がより青く見えます。観光列車「〇〇のはなし」車内より撮影。(2018年11月)
- 一軒の民家が隣接していますが、あとは田畑に囲まれ、非常に開放的。(2016年5月)
- (2016年5月)
- (2016年5月)
- 駅前から見た開放感もこの通り。(2016年5月)
- 宇賀本郷駅で風雨をしのげるのは、この小さな待合室のみです。(2016年5月)
- 帰りの列車を待つ間、駅で出会った地元の方に、秋の夕日の美しさを教わりました。このときは春の午後。帰る前から、再訪を心に決めました。(2016年5月)