背後に林立するビル群を抱えながら、その先に広がるのは沖縄の青い海。窓辺に近づけば、足元にはゆったりと那覇港へ注ぐ国場川の流れも見えます。壺川駅は、海と川を同時に楽しめる、ちょっと贅沢な駅。駅前の橋を渡れば、憩いの奥武山公園はすぐ。都市にありながらも南国の植物と豊かな水辺に寄り添う、心地よい場所でした。
壺川駅
つぼがわ
- 那覇空港駅からゆいレールでわずか9分の壺川駅。足元のガラス越しには、国場川の爽やかな水面が見えました。
- 窓から外を覗くと、国場川の河口の先に広がる青い海。壺川駅は、川と海を同時に見られる駅でもあります。
- 那覇港の防波堤の向こうには、慶良間諸島の慶伊瀬島。島を取り囲む真っ白なサンゴ礁もうっすらと見えます。手前の緑は、国場川の対岸にある奥武山公園。都市にありながらも、目に優しい景色です。
- 反対のホームからは、足元の国場川が隠れて水平線が広がる、また違った眺め。
- ホームの先端まで行けば、ガラスを通さずに海まで一望できます。海・川・空それぞれの青の違いが印象的でした。
- 国場川の最も下流にある明治橋の目と鼻の先には那覇港。客船ターミナルもあり、鹿児島方面に向かうフェリーはここを発着します。この日は小さなクルーズ船が停泊していました。
- 改札口を抜けて、駅の周りを見てみます。
- 駅の下には広々とした国道329号。電線もなく気持ちのよい街並みです。
- 駅前にはガジュマルと思しき街路樹。一方、駅の背後にはオフィスビルやホテル、集合住宅などが林立。南国感と都市感が共存する那覇ならではの光景です。
- カラフルな集合住宅が印象的でした。
- 駅前から北明治橋を渡って、奥武山公園へ。
- 都会的な対岸とは打って変わって、のんびりとした奥武山公園。地元の方の憩いの場にもなっているようでした。
- モノレールビューの岸辺でひと休み。海は見えませんが、川ならではの落ち着きもまた一興です。帰りはこのまま公園の中を通り、隣の奥武山公園駅へと向かいました。