常盤駅 ときわ JR宇部線 山口県宇部市(Open in Google Maps) 山口県の海沿いを走る、JR宇部線。その中で唯一海の見える駅が、ここ常盤駅です。ホームから見下ろすのは、穏やかな瀬戸内海。しばらくぼんやりと眺めていると、轟音とともに飛行機が海面すれすれを横切ります。実は、駅のおよそ500m南西は、宇部山口空港の滑走路。常盤駅は、海と飛行機を間近で見られる、日本でも珍しい駅なのです。 山陽新幹線新山口駅から、普通列車でおよそ35分。宇部山口空港から新山口駅行き特急バスで約3分(時刻表)。本数は1時間に2本〜2時間に1本。無人駅。 訪問:2016年5月 / 更新:2017年3月20日 住宅街の中に佇む、常盤駅。この日は宇部山口空港からバスで訪れました。「常盤駅入口」バス停から徒歩およそ5分。自転車の数から、利用しているお客さんは少なくなさそうです。2014年の平均乗降人員は、1日あたり120名(Wikipediaより)。駅からおよそ1km北の常盤湖畔には、市営の ときわ公園 があります。遊園地や動物園を併設したかなり大きな公園のようです。駅舎に入るとすぐに見える瀬戸内海。近すぎず、遠すぎない距離感です。きっぷうりばの看板はありますが、2008年から無人駅とのこと(Wikipediaより)。ホームは単線のシンプルな造り。風を切る轟音が聞こえたかと思いきや、飛行機が目の前を滑るように降りて行きました。茂みに隠れて見えませんが、駅のすぐ南西に宇部山口空港の滑走路があります。ちなみに、空港の最寄り駅は隣の草江駅です。こちらの方角には、常盤海水浴場もあります。眩しい黄色の列車がやってきました。この列車に乗って、西の宇部市街、そして小野田線の、海の見える長門本山駅を目指します。