すえたちばな駅 すえたちばな 松浦鉄道 長崎県佐世保市(Open in Google Maps) すえたちばな駅は、2本のレールを走る普通鉄道の中では日本最西端の海の見える駅。眼下には細長い江迎湾が広がり、かつての南蛮貿易の中心地である平戸島も顔をのぞかせます。辺りは水と緑、そして少しの家々に囲まれ、人も少なく静か。のんびりとした景色を前に、ひとりでときおり伸びをしながら、次の列車を待ちました。 佐世保駅から普通列車で約1時間10分。本数は1時間に1〜3本。無人駅。 訪問:2016年5月 / 更新:2019年1月20日 高台にある、すえたちばな駅。九州最西端の海の見える駅(作者調べ)で、普通鉄道の中では日本最西端の海の見える駅といえます。ちなみに、日本最西端の海の見える駅は、沖縄県を走るゆいレールの 那覇空港駅 です。ホームから見える江迎湾。細長く奥まった湾のため波が静かで、大きな港がないためか船を見ることもありませんでした。湾口の向こうには、およそ10km先にある平戸島が見えます。駅の周りには住宅や田畑が広がります。棚田も見えました。ホームは1本だけで屋根もありません。小さな待合室があるのみです。眺めのよい細い通路を通って、下に降りてみます。斜面には雑草やら何やら。通路を抜けると、国道204号線に出てきました。西肥バス の平戸と佐世保を結ぶ路線のバス停もあります。駅前に商店は見当たりませんでしたが、500mほど南に コンビニ があります。すえたちばな駅の入口。まるで登山道のようです。駅舎もないので、看板がなければ誰も気づけないでしょう。国道沿いを歩いていると、北側にもう一つ入口を見つけました。今度はこちらからホームに戻ります。細い通路に変わりありませんが、こちらには畑がありました。1時間ぶりの伊万里方面の列車が到着。ちなみに、この2駅先には九州最西端の駅、たびら平戸口駅があります。