西戸崎駅

さいとざき

福岡湾をぐるっと囲んだ北側にある西戸崎駅は、「いつか海が見えなくなるかもしれない駅」です。駅の周りには大きなマンションが建ちつつあり、ホームと海との間には「高層マンション建設予定地」という看板も見えました。

この駅の歴史は古く、明治後期の1904年に開業しています。かつてこの辺りには石炭の積出港があったそうですが、現在は博多港を結ぶ船の発着所があるのみ。駅も列車が来ない間は静かで、部活帰りの子どもたちの声が元気よく響いていました。

博多駅から普通列車で約40分。本数は1時間に2〜3本。駅周辺に商店、公園(国営海の中道海浜公園)あり。無人駅(訪問時は有人駅)。