大草駅 おおくさ JR長崎本線 長崎県諫早市(Open in Google Maps) 長崎駅から普通列車でおよそ30分。左手に海がちらりと見えたら、そこはもう大草駅です。国道越しに見える大村湾は内海で、対岸には大村市街や長崎空港も望めます。列車はこの先、諫早方面にかけて大村湾すれすれを走行。まるで海に浮かんでいるような絶景の車窓が待っています。ちなみに、ひとつ諫早寄りの 東園駅 も海の見える駅です。 長崎駅から普通列車で約30分。本数は1〜2時間に1本。無人駅。 訪問:2016年2月 / 更新:2018年2月24日 ホームの諫早寄りに降り立てば、海がひょっこり顔を出します。見えている 大村湾 は内海。対岸には大村市街も見え、波も穏やかなので、海というより湖に近い印象です。さらに諫早側に行けば、視界はさらに広々。手前に見えるのは竹島、奥が臼島。どちらも無人島です。竹島の向こうには、長崎空港(箕島)がくっきりと見えました。長崎方面を向けば景色は一変、住宅地と山が見えます。正面の段々畑は圧巻です。跨線橋に上ると、海も見えました。大草駅のある長崎本線の長与支線は非電化。架線がないため、視界が良く、特急も通らないため、のんびりとしています。水色の跨線橋の先には、大村湾の鹿島が見えます。こちらは 数世帯はある有人島 のようです。駅前(写真左)には船着き場があり、かつては長崎空港行きの船も出ていたようです。現在は大村競艇場でのレース開催日に、競艇場行きの臨時便 が出ています。待合室は六角形で広々としています。無人駅ながら、写真も飾られていて、手入れも行き届いていました。待合室からも海がちらり。外に出てみると、大草駅の駅舎はなんとも不思議な形でした。上から見るとV字型をしています。