野田玉川駅 のだたまがわ 三陸鉄道リアス線 岩手県九戸郡野田村(Open in Google Maps) 三陸の海岸は東向き。ということは、日の出を拝める場所がたくさんあります。ここ野田玉川駅も東向きの高台にあり、日の出を見るには絶好のロケーション。この日も幸い、列車からホームに降りるとすぐ、太平洋の水平線から立ち昇る太陽を見ることができました。 八戸駅から八戸線経由で約2時間半。本数は1〜2時間に1本。無人駅。 訪問:2016年2月 / 更新:2017年1月6日 久慈駅を6時過ぎに出て、ちょうど野田玉川駅で日の出を迎えました。ホームに降り立つやいなや、光の道が出迎えてくれました。ホームは陸側、海側の2つがあります。海側のホームはまるで展望台。元旦に運行される臨時列車の「初日の出号」もこの駅で初日の出を拝むダイヤになっています。陸側のホームからも水平線はばっちり見えます。海と駅の間には木々も立っていますが、海が隠れることはありません。簡素な野田玉川駅の駅舎。待合室があるため、風はなんとか凌げます。しかし、訪れたのは2月の早朝。待合室に入っても寒さは一向に和らぎませんでした。駅前には特別養護老人ホームがあるのみで、商店などは見当たりませんでした。少し歩けば集落はあるようです。朝の静かな駅に、列車がエンジン音を轟かせながら到着。学生さんが乗っていきました。風光明媚な路線でも、その役目は何より地域の大切な足なのです。