那覇空港駅 なはくうこう ゆいレール 沖縄県那覇市(Open in Google Maps) 沖縄に降り立って最初に出会う駅は、日本最西端の駅。そのレールの終端の向こうから、澄み渡る海と水平線が迎えてくれました。近代的なモノレールの駅だけに最果て感はありませんが、ホームに爽やか海風が吹き抜けると、ふと南国にやってきたことを実感します。 訪問:2007年10月、2020年11月 / 更新:2023年7月30日 駅名の通り、那覇空港から通路で直結している那覇空港駅。最初の到着便が来る前の早朝に訪れました。(2020年11月)早々に南国気分を高めてくれる鮮やかな花が迎えてくれます。(2020年11月)まだひと気の少ない改札口。いたって普通のモノレール駅の改札口ですが、その向かって右側には…(2020年11月)「日本最西端の駅」の記念碑。全体が飛行機の翼の形で、その中にブロンズのゆいレールと大根。この土地がかつて大根畑だったことが由来だそう。(2020年11月)ステンドグラス越しに朝日が差し込む中、日本最西端の駅へと入ります。(2020年11月)エスカレーターで上った先には、アーチ状の屋根が印象的なホーム。あまりに近代的で、最果て感はまったくありません。(2020年11月)そしてホームの先端から、澄んだ沖縄の海が顔を出しました。(2020年11月)日本最西端のレールが途切れた先に、海。最西端の駅ではありますが、駅は南北方向に伸びており、こちらは北の方角。日本最北端・稚内駅 のような鉄のレールではないですが、最果てと思えば感慨深いです。2020年時点では正面に貨物ターミナルなどの建物群、左手に立体駐車場がありますが…(2020年11月)2007年に訪れた際にはどちらもなく、いくらか開放的な眺望でした。(2007年10月)だんだんと日が昇り、海の青はより鮮やかになりました。ホームに沖縄の爽やかな海風が吹き抜けます。(2020年11月)ホームの南側にも行ってみます。ホームの長さが、短いモノレールの車両で約3両分なので、あっという間に移動できます。(2020年11月)隣の 赤嶺駅 に向けて、列車が静かに発っていきました。ちなみに、赤嶺駅は日本最南端の駅で、海の見える駅でもあります。(2020年11月)モノレール独特の分岐器。頻繁に動く様子が見られるのも、列車が折り返す終着駅ならでは。(2020年11月)南西の方角には、整備場や飛行機と同時に海が見えました。一方、駅の東側には陸上自衛隊の那覇駐屯地が広がります。(2020年11月)旅の終わりに、那覇空港のターミナルも見学。海と滑走路に向かってガラス張りになっており、展望デッキに出ずとも、眺望を楽しめます。(2020年11月)ガラス越しに、うっとりしそうなほど美しい海と、眩しいほどに白く輝く飛行機を目に焼き付けて、沖縄を後にしました。(2020年11月)