那智駅 なち JR紀勢本線 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町(Open in Google Maps) 那智といえば熊野那智大社、那智の滝で有名ですが、駅から見える海も素敵です。駅の裏にあるビーチは遊歩道も整備されており、散歩にも持ってこい。2つ隣駅の温泉街、紀伊勝浦駅周辺まで歩いても1時間かかりません。降りても十分楽しめる、海の見える駅です。 名古屋駅から特急で約4時間強、大阪駅から特急と普通列車で約5時間。本数は約1〜2時間に1本。無人駅。 訪問:2012年9月 / 更新:2015年7月12日 熊野那智大社を模したという駅舎。海に近いこともあってか、龍宮城テイストにも見えます。交流センター兼公衆浴場を併設していて、休憩にも利用できそう。木の屋根で覆われた、広く真っ直ぐなホーム。屋根の縁は駅舎と同じく赤色。駅のすぐ裏手は海水浴場。防波堤があり、海を眺めるにはちょっと背伸びが必要かも。というわけで、背伸びしてみました。弧を描いて遠くまで続く砂浜が見えます。海水浴場の先にあるのは、勝浦のリゾートホテル群です。次の列車まで時間があるので、ビーチを散歩をすることに。駅の裏手の海水浴場には、駅舎の脇にあるこの小さな地下道を通ります。海水浴場は歩道も整備されている上、芝生やベンチまであります。夕暮れ時の涼しさと相まって、散歩どころか本を読みながらくつろぎたくなるようなシチュエーションでした。海水浴場から見た那智駅。防波堤を隔て、すぐ隣にあります。駅からここまで徒歩約2分。次の列車が来る頃には随分日も暮れてきました。意外にも、列車に乗り込んだのは私だけでした。せっかく那智まで来たので、翌朝に那智の滝を訪れました。那智駅からはバスで約20分。滝は落差133mで、日本三名瀑の一つです。周囲は杉の木に囲まれ、まさにパワースポット。またすぐ近くには霊場、熊野那智大社もあり、海沿いとは趣の異なる街並みが広がります。