「いかめし」で有名な北海道の森駅。実はここも、海が間近に見える駅です。特急列車を降りるやいなや、何匹ものウミネコが頭上を舞ってお出迎え。目の前には噴火湾の水平線が広がります。駅舎へと続く跨線橋に登れば、ゆったりとした海岸線と、緩やかな裾野を描く北海道駒ヶ岳が出現。ひと目で雄大な海の景、山の景を楽しむことができました。
森駅
もり
- 函館から約50分、札幌からは3時間の場所にある森駅。すべての特急列車が停まります。降り立つと早々に、ウミネコが頭上でお出迎え。正面に見えるのは噴火湾(内浦湾)の水平線です。(2013年3月)
- 駅の隣は海ですが、ホームと海の間には5本の線路を挟むため、それなりの距離感を感じます。(2013年3月)
- 跨線橋から西の札幌方面を望む。(2013年3月)
- 隣の 桂川駅 も海の見える駅でしたが、2017年3月に廃止されました。(2013年3月)
- 東を向けば、標高1,131mの北海道駒ヶ岳が目の前に。線路はこの先駒ヶ岳を挟んで、山側の本線と海側の支線(砂原線)に分かれ、函館を目指します。(2013年3月)
- 雄大な北海道駒ヶ岳と海岸線を一望。絵になるロケーションです。この日は駒ヶ岳に雲が掛かっていましたが…(2013年3月)
- 後日見てみると、剣ヶ峰と砂原岳の2つの峰がくっきりと見えました。(2018年4月)
- 海岸の至るところでウミネコが戯れていました。(2013年3月)
- 駒ヶ岳を模した顔出し看板でしょうか…?(2013年3月)
- せっかくなので覗いてみました。(2013年3月)
- 駅前に出てみます。森町の玄関口だけあって、ホテルや飲食店もあり、活気がありました。(2013年3月)
- 森駅の駅舎は、黄色のかわいらしい屋根が特徴。当時はご当地ピザ屋「ピザ テン.フォー」も併設されていましたが、こちらも閉店してしまったよう。(2013年3月)
- 再び森駅のホームへ。(2013年3月)
- すべての特急列車が停まる上、普通列車も折り返し待ちや長時間停車をすることが多く、どこかのホームには常に列車が停まっている印象があります。(2013年3月)
- 今でこそ交通の要衝となっている森駅ですが、1903(明治36)年の開業以前には同じ場所に桟橋があり、内浦湾の対岸にある室蘭と「森蘭(しんらん)航路」で結ばれていました。現在、航路は廃止され、桟橋は見る影もありません。(2013年3月)
- 駅から見える唯一の名残といってもよいのが、海上に建つ「明治天皇御上陸地」の碑。(2013年3月)
- 特急「北斗」で、海を離れて一路函館へと向かいます。(2013年3月)