終着駅の改札口で歓迎してくれたのは、穏やかな海。明治時代からの瀟洒な駅舎を抜けると、駅前では天草諸島の多島美が待っていました。
三角駅
みすみ
- 三角駅は三角線の終着駅。天草観光の玄関口でもあり、列車が到着すると、ホームはどっとにぎわいました。
- 三角駅にホームは1つしかありません。それでも漂う、立派な終着駅の風情。
- 観光特急「A列車で行こう」も発着します。
- ホームの熊本寄りに行くと、海がちらりと見えました。白い円錐形の建物には、後ほど訪れます。
- 改札口を抜けようとしたら、正面で海が歓迎してくれました。
- 天井の高い駅舎は、なんと1903(明治36)年築の木造です。「A列車で行こう」の運行に合わせ、水戸岡鋭治氏によりリニューアルされました。
- 窓も多いため、列車を待ちながら海を眺められます。
- 駅前は開放的。県道の向こうに、海を望む広場が広がります。目と鼻の先に、向かいの戸馳島(とばせじま)も見えました。
- 十字架がかわいらしい、三角駅の駅舎。おしゃれすぎやしませんか…
- あまりに美しいので、正面からも。リニューアル前には 大きな庇のような展望台があったようです。
- 駅前の広場へ。海の向こうに見えるのは、天草諸島の島々です。
- 「海のピラミッド」の内部。フェリーターミナルという割には、人の気配がありません。建物の内外にらせん階段があり、上まで登っていくと…
- 三角港を360度見渡せる展望台に到着。
- 眼下には穏やかな港町の風情が広がります。ちなみに、三角港には西港と東港の2つがあり、こちらは東港。西港 は明治時代から残る石造りの港で、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつになっています。
- 天草諸島の多島美は思わずうっとり。
- 波穏やかな海を、船たちがゆっくりと行き交っていました。