三厩駅 みんまや JR津軽線 青森県東津軽郡外ヶ浜町(Open in Google Maps) 1日に5本しか列車の来ない、津軽半島の最果ての駅。辺り一面には原っぱが広がり、線路の向かう方角には遠く津軽海峡が見えました。列車はこの先、海沿いを走って青森へと向かいます。ちなみに、一つ隣の 津軽浜名駅 からも海が見えます。 青森駅から普通列車で約1時間半。本数は1日5本。有人駅。 訪問:2012年11月 / 更新:2014年12月31日 列車到着1時間前の三厩駅前。この日は隣の海の見える駅、津軽浜名駅から歩いてやって来ました。人の気配はまるでなく、静かです。駅を出て正面の景色。一本道は海沿いの国道280号線へと続いています。駅を出て左を向くと、険しい山並みが目に入ります。駅舎に入ると、駅員さんがストーブを炊いてくれました。11月下旬、雪もちらつくような寒さだったので、まさに生き返ったような気持ち。三厩駅は階段国道で有名な津軽半島の最北端、龍飛崎の最寄り駅。駅前からはバスも出ています。おみやげにどうぞ。一日の列車、これで全部です。列車が到着する直前になり、駅員さんによる改札が行われました。ようやくホームに上がります。列車がゆっくりと近づいて来ました。降りるお客さんも数名いました。ホームを囲む荒れた草原が、最果て感を高めます。ホームの海寄りまで歩くと、遠くに津軽海峡が見えました。一方、山の方を向けば、線路がこの駅で途切れているのがわかります。あと約20分、発車の時を待ちます。プレートの示す行き先は「青森」。三厩駅から青森駅までは1時間半の旅路です。車窓から見た線路は、海へと続いていました。いよいよ出発です。