馬路駅 まじ JR山陰本線 島根県大田市(Open in Google Maps) 島根県の日本海沿いに、山陰本線の馬路駅があります。ホームに立つと、眼下には木造家屋の集落と青い日本海、そして「琴ヶ浜」という白い砂浜が広がります。徒歩数分で浜に出ることができますが、実はこの浜、歩くとキュッと音の鳴る「鳴り砂」でできています。10月の訪問時はオフシーズンのため人もほとんどおらず、私が歩く度、辺りには潮騒とともに鳴り砂の音色が響きました。 松江駅から特急と普通列車で2時間弱。本数は1〜2時間に1本程度。無人駅。 訪問:2012年10月 / 更新:2013年12月9日 普通列車に揺られて馬路駅へ。こう見ると普通の駅のホームです。でも、ホームの端からは青い日本海が見下ろせます。特急列車が通過していきました。砂利の広がる駅前広場。駅舎はありません。誰かが立てた、手作りの看板。集落を抜けて琴ヶ浜へと向かいます。山陰本線の線路をくぐる、レンガ造りのトンネル。すぐ近くに郵便局があります。10分もかからずに琴ヶ浜に着きました。ちなみに、写真の看板にある「鞆ヶ浦」はかつて石見銀山で使われた港。実は世界遺産だそうです。こちらもギリギリ徒歩圏内ですが、浜ではしゃぎすぎて行き損ねました。鳴り砂で有名な琴ヶ浜海水浴場。歩くと本当に音が鳴ります。一歩一歩鳴り方が異なるので飽きません。澄み渡る海水が美しいです。もちろん砂も美しいです。砂浜にも立て看板。次の列車に乗るべく駅に戻ります。