国府津駅 こうづ JR東海道本線・御殿場線 神奈川県小田原市(Open in Google Maps) 東京から東海道本線に揺られて1時間ちょっと。列車が国府津駅に滑り込むと同時に、車窓には相模湾が広がります。長大なホームがいくつも並ぶターミナル駅ながら、海までは歩いて数分の距離。路地を抜けて海岸に降りると、そこには延々と続く素敵なビーチがありました。 東京駅から1時間強。休日の日中の本数は1時間に5〜8本。有人駅。 訪問:2007年9月、2016年5月 / 更新:2018年10月13日 午後の日が差し込む国府津駅。5つのホームを持ち、広々としています。車両基地が併設され、ホームの隣にも何本もの線路がありました。(2016年5月)海の方を向けば、相模湾が林や住宅の影から顔を覗かせます。(2016年5月)海岸までは直線距離で150mほど。海側のホームから見下ろすと、その近さがわかります。(2016年5月)(2016年5月)ホームの東京寄りは、屋根もなく開放的。(2016年5月)東海道本線の15両編成の長大な列車が、頻繁に行き交います。(2016年5月)一方、もう一つの乗り入れ路線である御殿場線はほとんどが2〜3両編成。長いホームの片隅にひっそりと停まっています。ちなみに、東海道本線の熱海〜沼津間が開通するまでは、御殿場線が東海道本線として大動脈の役割を担っていました。(2016年5月)跨線橋からも相模湾の水平線がよく見えました。高低差があるがゆえの眺望です。(2016年5月)国府津駅の駅舎。まるで学校のようですが、職員の方の詰め所や事務所があるようです。(2016年5月)駅前は意外にもこじんまりとしており、バスが窮屈そうに旋回している姿が印象的でした。ちなみに、写真中央左の「東華軒」では駅弁が販売されています。東華軒の創業者が1888(明治21)年に国府津駅で売り始めた握り飯。それが東海道本線最初の駅弁なのだそうです(参考)。(2016年5月)駅前からは富士山もくっきりと見えました。(2007年9月)駅前の国道1号線の信号を渡り、細い坂を下って海のほうへ。目の前の西湘バイパスの高架で行き止まりと思いきや…(2016年5月)さらに高架下へと降りる階段があり、国府津海岸の砂利浜にたどり着きました。(2016年5月)見渡す限り弧を描く、長い浜。どこから訪れたか、多くの人で賑わっていました。(2016年5月)