恋し浜駅 こいしはま 三陸鉄道リアス線 岩手県大船渡市(Open in Google Maps) 三陸で一番ロマンチックな名前の駅からも、海がよく見えました。大船渡市のターミナル・盛駅からおよそ16分の「恋し浜駅」。谷間に設けられた駅のホームからは、山に挟まれた越喜来(おきらい)湾が望めます。 訪問:2007年3月、2016年2月 / 更新:2019年3月10日 ゆるやかにカーブした恋し浜駅のホームに列車が到着。 ホームから見えるのは、小石浜の集落と越喜来湾。越喜来湾の先に見えるのは越喜来半島です。 駅の両側はトンネルに挟まれており、恋し浜駅のホームは、さながら谷に架かる橋のようです。 かつては地名と同じ「小石浜」だったこの駅。「藍の磯辺」というキャッチフレーズが付いていました。 しかし2009年7月、地元の熱意によって、ブランドホタテにも用いていた「恋し浜」に改称。キャッチフレーズも「愛の磯辺」に変わりました。 ホームに2010年に設置された「幸せの鐘」。よく見ると、この駅の名を冠した新種のバラ「恋し浜」があしらわれています(参考)。 そして待合室の中へ。外からはわかりませんが、ホタテの絵馬がびっしりと吊るされており、座ってゆったりと待つスペースはありません(画像を一部加工しています)。 絵馬の一つ一つには、地元の人々、遠くからはるばる訪れた人々の切なる願いが記されていました(画像を一部加工しています)。 きれいな色をした貝殻たち。 誰でも絵馬を書けるよう、机やペンも用意されていました。 長い階段を降りて、駅前に出てみます。 駅前から見上げた恋し浜駅。駅舎はなく、トイレの小屋があるのみ。2017年には、ピンク色の自動販売機が置かれたようです(参考)。 階段の脇には、新種のバラ「恋し浜」も植えられていました。2013年に寄贈されたものだそう(参考)。 駅の正面ある「恋し浜ホタテデッキ」。土日のみの営業とのことですが、恋し浜ホタテの浜焼き体験(要予約)もできるそう。 恋し浜駅には階段に加えて、駅南側にスロープが新設されました。隣のピンクの丸ポストも2014年に設置された新しいもの(参考)。なお、ポストは2017年頃に階段の隣に移設されたようです(参考)。 スロープの両脇にもホタテの絵馬が吊るされていました。こちらのスペースはまだ十分。きっとこれからもたくさんの願いが、この駅に託されていくことになるのでしょう。