金城ふ頭駅 きんじょうふとう あおなみ線 愛知県名古屋市港区(Open in Google Maps) 日本最大の貿易港である、名古屋港。そのど真ん中とも言うべき場所にあるのが、金城ふ頭駅です。降りてまず目に入るのは、高さ190mの名港中央大橋。そして横を向けば、巨大な貨物船がするりと通り抜けて行きます。眼下には積み込み待ちと思しき、整然と並んだ無数の乗用車。大商港の迫力ある一面が、ガラス張りのホームから垣間見えました。 訪問:2015年8月 / 更新:2020年2月15日 金城ふ頭駅は、2004年の開業。名古屋駅から名古屋港を南下する、あおなみ線の終着駅です。名古屋駅からは24分。高架のホームを囲うのは、一面ガラス張りのホームドア。その向こうに名古屋港の運河が見えます。ホームの終端まで行くと、2つの運河をパノラマで見渡せます。駅から運河にかけて見えるのは、もっぱら広い空き地と整然と並んだ乗用車たち。自動車の輸出台数が日本一 という名古屋港ならではの景色です。列車が到着すると、列車の窓越しにも海が見えます。気づけば、大型の貨物船が目の前を横切っていきました。ホームにいても思わず見上げてしまいそうなくらいの高さです。今度はホームの名古屋寄りへ。窓から見えるのは…「名港トリトン」と呼ばれる3つの吊り橋の一つ、「名港中央大橋」です。主塔の高さはなんと190m。橋には伊勢湾岸自動車道が通ります。窓の外こそ大商港の息吹を感じますが、ホームはいたって静か。金城ふ頭駅は今でこそレゴランドの最寄り駅ですが、訪問当時の2015年は未開業でした。駅の外に出てみました。金城ふ頭駅の海側に広場とロータリーがありますが、やはり人はまばら。ロータリーの正面にある瀟洒な建物は、結婚式場。ビルや商店は見当たりません。ただ、駅の下に コンビニ があるほか、ロータリーの北側に「リニア・鉄道館」、また線路の反対側に「レゴランド」「ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)」といった巨大な施設が並んでいます。列車が到着すると、銀の車体と青い帯がアクセントになり、駅がぐっと華やかに。私はこのあと列車で名駅に戻りましたが、近くの金城ふ頭桟橋から、ガーデンふ頭(名古屋港駅)とささしまライブに向かう 水上バス も出ています。