賢島駅 かしこじま 近鉄志摩線 三重県志摩市(Open in Google Maps) 2016年の伊勢志摩サミットで一躍有名になった三重県・賢島。その玄関口も、海の見える駅でした。旅のはじめに、島の斜面に造られたホームを改札に向かって歩けば、真珠で有名な英虞湾がちらりとお出迎え。日本の豊かな地形が生んだおもてなしです。 特急列車で、名古屋から約2時間、大阪難波から約2時間半、京都から約3時間。本数は1時間に4本前後。有人駅。 訪問:2015年8月 / 更新:2016年5月24日 近鉄志摩線の終着駅である賢島駅。写真だとわかりづらいですが、ホームの先端から英虞湾がちらりと見えます。さらに海に近づくと、船着場も見えます(写真左)。海を見ている間にも、色鮮やかな特急列車がやって来ました。改札口の前には、賢島駅のある志摩市の名産、真珠やカツオの置物がずらりと並んでいました。天井の高い改札口。駅舎の2階は喫茶店になっています。1階にはコンビニもあります。さすが日本一の長さを誇る近鉄だけあって、大阪、名古屋、京都、奈良方面から、列車が続々と集まります。いざ駅の外へ。こちらは山側の北口。駅前にはバスローターリー以外にはほとんど何もありません。一方、斜面を降りた先にある南口。写真左にあるのは旧駅舎だそうです。南口の正面には海があります。そして両脇には真珠店や土産物屋が軒を連ねていました。海へと歩くと、観光船乗り場に行き着きます。深い入り江のため、波はほとんどありません。再び駅に戻ると、特急列車たちが顔を並べていました。子どもたちにも人気です。