石倉駅 いしくら JR函館本線 北海道茅部郡森町(Open in Google Maps) 高台のホームに降り立つと、道の向こうに延々と続く海、そして水平線。人をほとんど見かけないのに、線路の脇には漁具やブイが積まれていたり、漁港を思わす独特の匂いを感じたりと、漁師町の風情が確かにありました。 訪問:2013年3月、2018年4月 / 更新:2021年6月19日 「いかめし」で有名な 森駅 から北に3駅。列車の本数は、上下それぞれ1日6本しかありません。(2018年4月)広く長いホームからは、噴火湾(内浦湾)と海岸線がよく見えます。(2018年4月)冬場はこんな様子。北海道の南部ながら、それなりに雪が積もるようです。海の向こうに、うっすらと北海道駒ヶ岳も見えました。(2013年3月)1日の利用客は 10人にも満たない そうですが、通路や列車が停まる箇所はきちんと除雪されていました。(2013年3月)構内踏切を渡り、海側のホームに立つと、海はさらに間近に。(2018年4月)冬場でも雪の向こうに水平線が見えます。このあと待合室で、森駅で買ったほかほかの「いかめし」を食べた記憶が忘れられません。(2013年3月)この日は駅前に水色の自転車が停まっていました。(2018年4月)遠くには漁船がぷかぷか。ブイも浮かんでおり、この辺りの海は漁場になっているようです。(2018年4月)小さな待合室を抜けて駅前に出てみます。(2018年4月)窓の外には、駆け出したくなるような景色。(2018年4月)駅舎を出て30歩もゆけば、そこは小さな崖。眼下には砂利浜があり、波が穏やかに打ち寄せていました。海抜7mほどしかなく、意外にも海面を近く感じます。(2018年4月)駅前の小道は車も少なければ、柵もなく開放的。南に続く優美な海岸線を存分に眺めていられます。(2018年4月)石倉駅の駅舎(待合室)は、白い三角屋根。駅舎の山側には国道5号線が通っていますが、適度に距離があり、車の姿は見えません。ちなみに、国道には函館バスの 石倉バス停 があり、函館〜長万部間を結ぶバスが停まります。(2018年4月)駅舎の脇には漁具やブイがうず高く積まれていました。漁港でときおり嗅ぐような、独特の匂いが漂います。(2018年4月)石倉駅から北にかけて集落が続いており、500mほど先には落部・栄浜漁港があります。こちらの道沿いにも漁具がずらり。港こそ見えませんが、漁師町の風情です。(2018年4月)ホームに戻り、広い空の下、ひとり帰りの列車を待ちます。(2018年4月)石倉駅から函館方面へと向かう車内。石倉駅の周辺には、海にへばりついて走る区間があり、うっとりするような車窓に出会えます。(2018年4月)