日立駅 ひたち JR常磐線 茨城県日立市(Open in Google Maps) 朝5時、ガラス張りの駅舎にて。日立の地名は、水戸黄門こと徳川光圀公が「朝日の立ち上る様は領内随一」と言ったことが由来なんだそう。朝日の美しさはもちろんですが、昼間にも青一色の素敵な眺望が待っています。 上野駅から特急「ひたち」で1時間半。本数は1時間に2〜5本前後。みどりの窓口もある有人駅。 訪問:2014年9月、2016年12月、2017年1月 / 更新:2018年7月22日 人もまばらな朝5時の日立駅に到着。この日は高速バスで深夜に現地入りしました。(2014年9月)駅に入ると早速、水平線から太陽が顔を覗かせていました。このガラス張りの駅舎兼自由通路は2011年に完成。日立市出身の建築家・妹島和世氏の作品で、2014年には鉄道の国際デザインコンペ「ブルネル賞」でも入賞しています。(2014年9月)通路の先端は海を見るための展望台。ちなみに正しくは「展望イベントホール」と呼ぶそうです。(2014年9月)駅とは思えない空間。(2014年9月)眼下の海は太平洋。駅の海側は崖になっているため、視界は良好です。(2014年9月)島一つない、きれいな水平線。(2014年9月)波が荒れている日には、景色に躍動感が生まれます。(2017年1月)通路から駅の北側を俯瞰。周辺には日立製作所をはじめ、工場がいくつも立ち並んでいます。(2014年9月)早朝の改札の中に入ってみます。(2014年9月)改札口からも海。初めて降り立った人はきっと驚くことでしょう。(2014年9月)ただ、ホームは駅海側の地面よりも少し低い位置にあり、ホームから海はほとんど見えませんでした。(2014年9月)後日、昼間に訪れてみました。海も空も気持ちいいくらいの青。正面に見える突き出た箇所には「シーバーズカフェ」というカフェがあります。(2016年12月)展望イベントホールの右側がカフェの入口。私も入ってみます。(2016年12月)シーバーズカフェの店内。駅舎と同じくガラス張りで、開放感は抜群。お店の方によると夜もおすすめだそうで、近くの 会瀬(おおせ)海岸の花火 もここから見えるのだとか。(2016年12月)オリジナルパンケーキ(850円)。食べる前から絵になります。もちろん美味でした。(2016年12月)商業施設などが立ち並ぶ、山側の中央口へ。写真左にある球体の付いた建物は「日立シビックセンター」です。(2016年12月)日立シビックセンターから見た日立駅前。大きな港がないのに、ここまで海と市街地が近い町は珍しいと思います。(2016年12月)再び自由通路を抜けて、海側の海岸口へ。階段を降りるやいなや、この眺望です。(2016年12月)海岸口には、小さなロータリーと住宅があるのみで、商店などは見当たりません。(2016年12月)駅前から南を望む。海の上を国道6号線の日立バイパスが通ります。(2016年12月)どこまでも青い水平線に後ろ髪を引かれつつ、駅を後にしました。(2016年12月)