日の出駅 ひので ゆりかもめ 東京都港区(Open in Google Maps) ホームドアのガラス越しにはレインボーブリッジの全景。まさに東京らしい海の景色が迎えてくれます。駅から見て海は東向き。冬の朝、駅名の通り、顔を出して間もない柔らかな日差しがホームに差し込みました。駅前には水上バスが発着する埠頭もあり、眼下には船も行き交います。 訪問:2017年1月 / 更新:2025年1月11日 1月の休日の朝。都心にほど近い日の出駅ですが、人の姿はほとんどなし。自動運転のゆりかもめの列車だけが、近未来的なホームを頻繁に行き交います。ホームドアのガラス越しに見えるのは、足元の倉庫街と東京湾の風景。日の出という駅名の通り、東の視界が開けており、朝日がホームに差し込みます。レインボーブリッジとお台場も目前に。視線を少し動かせば、すぐそばの日の出埠頭や、対岸の豊海水産埠頭に停泊する船。さらに海上には、日の出ふ頭を発った水上バスの後ろ姿。その奥にも豊洲市場の姿もちらりと見えました。駅の海側に高い建物が少ないおかげで、東京港を一望できるロケーションなのです。日の出駅は無人駅。誰もいない改札を抜けて外へ出ます。外の通路でも海がお出迎え。外から駅舎を見てみると、全体が薄いピンク色でした。ゆりかもめの駅にはそれぞれテーマカラーが決められており、日の出駅は「紅色」だそう。現在、駅の外観はライトグレーに改められています。駅前の 日の出埠頭 は、1925(大正14)年に造られた東京最古の埠頭施設。現在はお台場や浅草方面を結ぶ水上バスが発着します。駅から気軽な船旅で非日常を味わうのも面白そうです。