東浜駅 ひがしはま JR山陰本線 鳥取県岩美郡岩美町(Open in Google Maps) 2017年6月から運行を開始した、豪華寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」。小さな無人駅ながら、その立ち寄り観光地になっているのが、東浜駅です。駅の正面は国の天然記念物にも指定されている「浦富海岸」の真っ白な砂浜。瑞風の運行に先立って改装された駅の入口は、まるで青い海へと続く回廊のよう。鏡張りの天井が唯一無二の不思議な空間を生み出しています。 鳥取駅からおよそ30分、豊岡駅からおよそ1時間30分。本数は1〜2時間に1本。無人駅。 訪問:2017年6月 / 更新:2017年6月18日 2017年4月に竣工した、東浜駅の新しい駅舎(待合室+上屋)。無人駅らしく、改札口も一切設けない開放的な造り。海側のホームを降りたらすぐ、正面に日本海が見えます。天井は鏡張り。つい見上げてしまいます。いろいろな角度から覗いてみましたが、海が映り込むことはありませんでした。駅から50mほど歩いて海岸へ。辺りは集落で、観光地の趣はありません。ただ民宿はありました。「東浜7号宿舎(小西)」のようです。あっという間にビーチに到着。およそ15km続く浦富海岸の中でも、ここは「東浜海水浴場」にあたります。気持ち良いほどの青さ。海水浴場の水質としては最高ランクの「AA」とのこと(参考)。瑞風の運行に先立って、遊歩道も整備されました(参考)。駅から150mほど西ある、イタリアンレストラン「AL MARE(アルマーレ)」。瑞風の乗客もここに立ち寄ります。もちろん一般客も利用可能。駅に戻ります。ホームに改めて立ってみると、いたって普通の静かな無人駅。ホームからも海が見えますが、住宅に阻まれ、視界はあまり広くありません。浜坂行きの列車がやってきました。瑞風が来ない普段は、もっぱらオレンジ色か銀色のディーゼルカーがやってきます。