東別府駅 ひがしべっぷ JR日豊本線 大分県別府市(Open in Google Maps) 温泉で有名な別府にも、実は海の見える駅があります。ここ東別府駅は、別府からたった一駅、別府の市街地の南端に位置する駅です。ホームの大分寄り、あるいは跨線橋から別府湾の眺めが楽しめます。加えてこの駅の見どころは、1911年に建てられたという木造の駅舎。山の方から夕陽が差し込むと、何とも言えぬ暖かな雰囲気を醸し出していました。 別府駅から普通列車で2分、歩いても約20分。バスもあり。大分駅からは各駅停車で9分。本数は1時間に2本程度。有人駅。 訪問:2013年2月 / 更新:2013年10月7日 1911(明治44)年に経てられた、東別府駅の木造駅舎。確かな風格があります。木々に囲まれた、静かな駅前。振り返ると、別府から大分に抜ける小倉街道が見えます。下から見ると、神社の入口のようです。駅らしき案内も見当たりません。駅舎に入ると、ちょっとした展示が見られました。この駅に限らず、九州では駅が列車を出る度に、駅員さんが頭を下げて見送るのが印象的でした。別府方面を望む。ホームの大分寄りから見える別府湾。植え込みがあるため、ホームから海が見える箇所は限られます。跨線橋から別府方面を望む。別府の市街地を背景に。近未来的な電車と一世紀以上前の駅舎とのコラボレーション。列車はこのまま海沿いを走り、大分方面へと向かいます。遠くにはうっすらと、大分の工場地帯が見えました。