平田駅 へいた 三陸鉄道リアス線 岩手県釜石市(Open in Google Maps) 釜石駅の一つ南に位置する、三陸沿岸の平田駅。築堤上のホームからは、小さな港と三陸の釜石湾を望むことができます。2011年の震災では平田駅の周辺まで水没。2016年の訪問時でも海側には更地が目立ちましたが、近くのスーパーが多くの人で賑わっていたり、新しい家が建ち始めていたりと、復興に伴う活気も肌で感じられました。 訪問:2016年2月 / 更新:2019年5月14日 釜石駅の隣にある平田駅。ホーム一つの無人駅です。ホームは見晴らしの良い高さ。東側に平田漁港と青い釜石湾が見えます。リアス式海岸らしく三方を山に囲まれていますが、平らな土地もそれなりに広がっています。津波は平田駅の周りまで到達(参考・PDF)。駅の海側の多くが更地になってしまっていましが、海沿いの国道45号線は車が絶えず、写真右のスーパーも賑わっていました。海のすぐ左側に見える白い像は高さ48.5mの 釜石大観音。胎内を巡ることもでき、胸元あたりが展望台になっているそう。釜石大観音は平田駅から2kmほど。ちなみに、釜石大観音の足元には赤瓦の建物が印象的な仲見世通りがあります(参考)。地元平田の方々による横断幕です。震災からわずか3年後の2014年には営業再開を果たしました。なお、路線名は現在「リアス線」になっています。待合室からも何とか海が見えました。ホームから見た山側の景色。すぐそばに新しい住宅が建ち並んでいました。さらに奥に進むと、意外なことに2,500ヘクタールにも及ぶ上平田ニュータウンが広がっています(Googleストリートビュー)。階段を降りると、すぐそこは小さなロータリー。駅舎はありませんが、公衆トイレは駅前にあります。駅名のかわいらしい看板。国道45号線を越えて、さらに海岸に近い方へ。こちらは道路がようやく整備された状態でした。平田駅から見て国道45号線を挟んだ反対側の山にある舘山神社より。写真左側が平田駅付近です。この近くに ラーメン屋 があるそうなのですが、この日の訪問は叶わず。また次回の楽しみとしました。