蒲郡駅 がまごおり JR東海道本線・名鉄蒲郡線 愛知県蒲郡市(Open in Google Maps) この街の玄関口は、海の見える駅でした。正面では渥美半島もお出迎えです。東海道本線と名鉄蒲郡線の両方が高架にホームを構えており、それぞれから少しずつ海が見られます。 名古屋から東海道本線の快速で約1時間。本数は東海道本線が1時間に6本程度、名鉄蒲郡線が1時間に2本。 訪問:2015年8月 / 更新:2015年9月21日 蒲郡駅は、愛知県東部にある蒲郡市の中心駅。JR東海道本線と名鉄蒲郡線が乗り入れていますが、今回はまずJRの駅に降り立ちました。駅前広場から、広々とした大通りがまっすぐに海へと続いています。名古屋から1時間という場所だけあって、列車は10分に1本程度はやってきます。窓がまるで水平線を切り取っているかのような眺め。ホームから地上に降りると、広いコンコースがあります。ローカルな風情であることが多い、海の見える駅の中では珍しいほど豪華。改札を出て、山側にある北口に出てみます。北口の駅前には古い建物も多く残ります。一方、海側の南口は高いマンションやショッピングセンターもあり、整然とした印象。名鉄のホームも南口にあります。南口の駅前広場には、ヨットの実物が掲げられていました。世界大会のアメリカスカップに出場したもので、そのチームが蒲郡をベースキャンプ地としていたそうです。バス停の屋根もヨットらしき形。正面に見えるのは、竹本油脂という地元の精油メーカーです。今度は名鉄のホームに上がってみます。こじんまりとした名鉄の改札口。ホームもこじんまりとしています。若干年季を感じるのは、JRよりも古くからこの高架にホームを構えているため。列車は2両編成で、ホームの端は常に持て余されています。本数も30分に1本とやや少なめです。名鉄蒲郡線はこの駅が終着。名鉄のホームからも、JRとはまた違った形で海が見えます。蒲郡線はここからしばらく海沿いを走ります。