豊前松江駅 ぶぜんしょうえ JR日豊本線 福岡県豊前市(Open in Google Maps) 跨線橋に上ると、干潟がひょっこり顔を出します。この駅は福岡県の外れにありますが、駅長さん曰く対岸の山口県まで見えることもあるのだとか。跨線橋を下りれば、昭和7年に建てられたという年季の入った駅舎が迎えてくれました。 小倉駅から普通列車で約50分。本数は1時間に1〜4本。有人駅。 訪問:2013年2月 / 更新:2014年12月21日 豊前松江(ぶぜんしょうえ)駅の駅舎は、昭和7年築の木造駅舎。全力で年季が入っています。正面に海を望む駅の入口。ちょっとずつ設備を変えながらも、戦前に建てられた言われても納得できる雰囲気を残しています。ホームからは周防灘を望みます。駅の西側には工場や環境センターがあり、工業地帯の様相です。日豊本線は博多や小倉と、別府や大分を結ぶ九州の動脈の一つ。ゆえに特急も通過します。気さくに話しかけてくれた駅長さんによると、駅からは海越しに山口県が見えるのだそう。写真には写りませんでしたが、肉眼では目を凝らすと確かに対岸の工業地帯の煙突が見えました。跨線橋に登ると、海岸が干潟になっている様子がようやくわかります。跨線橋から見渡す駅周辺。線路を挟んで景色が一変する様子が見て取れました。