青森駅 あおもり JR・青い森鉄道 青森県青森市(Open in Google Maps) 言わずと知れた本州最北の玄関口、青森駅。「津軽海峡・冬景色」で主人公が上野発の夜行列車を降りたのもこの駅です。当時は青函トンネルがなかったので、北海道へ向かう人は駅からそのまま連絡船に乗り換え、津軽海峡を航海していました。 というわけで、この青森駅は港のすぐ隣に位置しています。今でこそ連絡船に直接乗り換えることはできませんが、青森港の様子はホームや跨線橋から覗くことができます。連絡船が函館行きの特急、そして新幹線に取って代わりつつある今でも、終着駅の風情が漂い続けていました。 訪問:2012年11月 / 更新:2012年12月15日 平べったい駅舎。その奥に見えるのは、青森港に架かる青森ベイブリッジです。駅前には、バスを待つ人がちらほらといました。都会にもよくありそうな改札口。すべてのホームにつながる跨線橋。ずっと奥に行くと反対側の西口に出ます。跨線橋から見た景色。北を向いています。左がホーム、奥の大きな橋が青森ベイブリッジ、右にちょこっと見えるのが海です。ホームに降りれば、そこは終着駅の景色。上野発の夜行列車、寝台特急の「あけぼの」が到着しました。連絡船時代の名残がこんなところに。ホームの突端に行っても、海が見えました。もうこの先に線路はありません。機関車が折り返しの時を待ちます。夜の青森駅前。バスターミナルを忙しなくバスが行き交います。