山陰本線でも有数の絶景ポイントである、高さ41.5mの余部橋梁。そのたもとに位置するのが、餘部駅です。高台のホームからは、一様に瓦屋根が並ぶ餘部の集落と、青々とした日本海を一望できます。
2010年に旧鉄橋から新しいコンクリート製の橋に架け替えられた後、旧橋梁跡に展望施設、麓の谷に道の駅がオープンし、公園も整備されました。さらに2017(平成29)年にはガラス張りのエレベーターも完成(写真は完成前)。かつてはひっそりとしていた無人駅が、今や休日には人の絶えない観光スポットになっています。
豊岡駅から普通列車で約1時間。鳥取駅から普通列車で約1時間10分。本数は1〜2時間に1本。無人駅。