赤嶺駅 あかみね ゆいレール 沖縄県那覇市(Open in Google Maps) 日本最南端の駅から見えたのは、沖縄の透き通った青い海。辺りにはマンションや24時間営業のスーパー、ホテルまで立ち並び、まるで最果て感はありません。それでも、眼下に点在する建物の屋根、ゆいレールの赤、そして透明感ある海との対比が、他ではなかなか見られない鮮やかな光景を作り上げていました。 訪問:2020年11月 / 更新:2023年8月5日 日本最西端の駅・那覇空港駅 を出て、わずか3分で赤嶺駅に到着。降りたホームはごくありふれたモノレールの駅。こちらも、日本最南端という最果て感はまるでありません。しかし、ホームの那覇空港寄りを見渡せば、遠くに沖縄の澄んだ青い海。日本最北端の 稚内駅、最西端の 那覇空港駅 と並び、最南端のここ赤嶺駅も海の見える駅でした。海岸までは2km近く離れています。海の中に横たわるのは、那覇空港の滑走路。眼下に点在する大きな建物の屋根、ゆいレールの赤、そして海の青との対比が鮮やかでした。ガラス越しにも、カーブを走る列車と海を同時に眺めることができます。ホームを降りると、日本最南端の駅で記念写真が撮れる顔出し看板を発見。よく見ると、駅員さんの制服が着せられています。そして、最果ての自動改札機越しにも海がちらり。改札を抜ければ、足元一面に海を思わせる青いタイル。きっぷ売り場の頭上では、ゆいレールお決まりのシーサーが見守ってくれています。出口から左右に伸びる歩道橋に出て見上げれば、青空を駆け抜けるモノレール。絵になります。南北に2つのロータリーがあり、多くのバスが発着する赤嶺駅前。こちらは駅の北側。24時間営業のスーパー「ユニオン」もあります。隣接する大きな公営住宅は、沖縄らしい色味と造り。辺りは住宅やお店が密集しており、非常に利便性の高い街という印象です。こちらは駅の南側。日本最南端の駅前ホテル「ホテル グランビュー沖縄」から見下ろしました。今回の取材でお世話になったホテルです。そして南側のロータリーには「日本最南端の駅」の記念碑が立っています。改めて見ても、最果てという感覚はありません…帰り際、ゆいレール沿いの街路灯に ゆいレールのシンボルマーク を発見。遊び心にほっこり。