驫木駅 とどろき JR五能線 青森県西津軽郡深浦町(Open in Google Maps) 東京から最速でも6時間、列車は1日に5本。そんな場所に、素敵な海の見える駅がありました。青森県の驫木駅です。日本海を背景に木造の質素な駅舎だけがぽつりと佇む様は、まるで映画のワンシーン。集落からも遠いため、列車が去った後は雄大な景色を前にひとり、世界に取り残された感覚に陥りました。旅好きなら、生きている間に一度は訪れたい、そんな駅だと思います。 青森駅から普通列車で約2時間半、本数は1日5本。並行バス路線(弘南バス)あり。無人駅。 訪問:2012年11月 / 更新:2013年8月4日 こうして列車が停まるのは1日10回(一方向で5回)だけ。五能線はとにかく海沿いをへばりつくように走ります。丘の上に見えるのが驫木の集落です。駅舎を正面から。ここまで海しか見えないと清々さえ覚えます。広々とした待合室。駅ノートが置いてあるのは、魅力ある駅の証です。待合室からも海。海を見るか、空を見るか。というくらいに視界に占める海と空の割合が半端ではありません。青森だけにマークがりんごでした。駅はほぼ西向き。この日は朝に訪れただけに、今度はぜひ夕焼けの見える時間帯に降りたいものです。